動脈管開存症に冠動脈瘻…子育ての不安や心配との向き合い方について
新米イクメンブロガーのマスミです。
息子が産まれて8か月を迎えることができました。
ただその道のりはカンタンではなく…次から次へと迫りくる"知らない"との闘いでした。
もちろん産まれる前も大変でした。
こうして出産前の記録も記事に残してきましたが…
産まれてからも知らない病気や病名が、どんどん出て来ます。
例えば分かりやすいところでいくと、黄疸が強くでたり、モロー反射が消えなかったりですね。
その中でも一番不安を覚えたのが、動脈管開存症と冠動脈瘻の恐れがあるといわれた瞬間です。
今回はそんな心配や不安との向き合い方についてです。
心臓に雑音がある。
息子が3~4ヶ月のころの話。
定期健診とは別に、病院に息子を連れて行くと医者にこんなことを言われました。
「前の検診ときから気になってはいたんだけど、心臓にちょっと雑音があるね」
その一言からぼくらはパニック。
ちょうど一か月後に、有名な大学の小児科の心臓の専門医の方が来るというので、そこで細かく調べてもらうことになりました。
幸いにも子どもは順調そうに見えていたので、大丈夫だろうと思っていたんですが…。
その専門医に言われた病名が「動脈管開存症か冠動脈瘻」でした。
動脈管開存症(どうみゃくかんかいぞんしょう)とは、胎生の哺乳類で、出生後動脈管が閉鎖しなかった結果として生じる先天性心疾患。
引用:動脈管開存症 - Wikipedia冠動脈瘻とは右または左の冠状動脈が直接心臓、または大血管腔につながっているという状態をいいます。
引用:赤ちゃんの先天性心疾患「冠動脈瘻」の症状・治療法を知ろう!放置すると命に関わることも… | 健康の情報・体験談はカラダノート
両方とも先天性疾患で、心臓にある弁で、成長と共になくなっていくはずのものが、今も心臓に残ってると。もしくは繋がったままなのであとで困ったことになるよと。そんな感じですね。
ただあくまで疑いがあるだけで、今すぐどうなるということでもなく。再検査は三か月後になりました。
この結果は、この記事を書いてる時点では出てません。
どんな病気だろうと育てるだけ。
ひょっとしたら動脈管開存症かもしれない。
ひょっとしたら冠動脈瘻かもしれない。
「かもしれない」で不安を積み上げていくと、正直キリがありません。
ぼくら夫婦で話し合った結論としては、元気に育っていて欲しい。でもどんな病気だって愛情をもって育てるだけ。
そこに行き付いたら、結果として子育てがとても楽になりました。
というのも、風邪やインフルエンザみたいに、熱が出るみたいな、症状がハッキリとわかるものならまだしも、素人目じゃまったくわからない状態の異常や病気なんて…心配するだけムダです。
どんな病気が出たって、もう受け入れるしかありません。
人より長生き出来ないかもしれない。それなら濃厚な人生にすればいい。
人より不自由かもしれない。それなら違う自由を探せばいい。
ひと昔前であれば、受け入れられなかったことも、受け入れられる時代だとぼくは思います。
現に「動脈管開存症か冠動脈瘻」と言われて、知らない言葉がでてきても、自分で調べれば分かる時代です。
不安に思っていても、時間は流れていくし、それよりも何をするでも一生懸命な我が子との"今"を楽しむことが大事だとぼくは思います。
子どもは順調に育ってる。
運命の再検査の月が来ました。この記事を書いてる時点では、結果はわかりません。
ですが、つかまり立ちを覚えて、部屋中をかけずり回り、離乳食はBUMBOに座りながら朝と夕の二回にし、もりもり食べてます。
ぼくが仕事から帰ってくれば、笑顔で出迎えてくれて、後ろをひっついてきます。
子どもは順調に成長しています。それだけで充分なんですよね。
産まれる前にも、こんなことの連続でした。
不正出血、切迫早産、切迫流産で絶対安静、3度の入院。
それでも元気に産まれてきたことを思えば、どうとでもなると思えるわけです。
病名に振り回されない。それでも親として愛情をこめて育てる。
たったそれだけのことに、腹をくくれれば、心配も不安もすんなり受け入れられます。
マスミ