イクメンパパは一日にしてならず!

新米パパがイクメンを目指しながら息子と一緒に成長するブログです。

能登町あばれ祭りを見て地方には絶対改善できる余地があると気付いた。

新米イクメンブロガーのマスミです。

地方移住から一年…お祭りのシーズンがやってきました。

子どもから大人まで楽しめるお祭り。最高ですよね。

以前から何度か記事にしてきましたが、ぼくは東京から学生時代に住んでいた能登町へ移住してきました。

いまのところ、食や景色は最高ですし、家族も増えて楽しいですし、仕事も18時には終わるので使える時間も増えました。

特に問題なく、生活していたんですが…

先日、地方ならではの伝統芸である"お祭り"で気付いてしまいました。

地方の祭りって子どもへのサポートが圧倒的に足りてないということに。

今回はそんな人口の減少が著しい田舎町だからこそ、必要なことについてです。

授乳室?そんなの祭りにないから!

今回、あばれ祭りという祭りに参加しました。

この祭りは、18,000人ほどしかいない町の人口よりも人が集まるような盛大なお祭り。

とても派手ですし、見ごたえのあるいい祭りです。

ところが、今回参加して思いました。

授乳室ないじゃん!と。

授乳室はあるにはあるんですが…。あるはずの場所は"祭りのため"閉鎖されていて意味なし

乳児を連れて歩くには、なかなか厳しい熱さと、町全体が通行止めになっていて、移動のしづらさと合わさって、初見の子ども連れには厳しいお祭りです。

この話を知り合いにしてみても、「仕方ないよねー」の一言で終わり。

いやいやこういうのって、外から人が来ることが大事だと思うんですが…。

これは地方の残念なところだと思います。

思考停止というか、閉鎖的な部分が出ているのがもったいない。

どことなく知り合いがいるのが大前提みたいなところがあり、知り合いの家あるでしょって雰囲気もよくない。

お祭りはお祭りで素晴らしい。

ただ実際に困っている人がいるんですよね。

町が全体的に公共施設に力をいれていて“授乳施設があるのに使えない”この対応が残念なんですよね。

こういう地道な気遣いが、リピーターをうみ、永住者も増え、経済的にも潤うはずなんですけどね。

手厚いのか手厚くないのか微妙なサポート。

移住がブームだからこその話。

各町にも移住を促進する課ができて、地方移住希望者へ向けて積極的なアプローチをしています。

ただ実際に移住した際に、言われていたことが、のちのち無理だったことがけっこうあります

たとえば移住に関していうと、家の問題。

地方は空き家はあっても、気軽に住めるアパートなどはほとんどありません。

ちなみに能登町にあるアパートは、単純に7万円はするので、都内とほとんど変わらない相場です。

その金額でも即埋まってしまうくらい、家問題は大きいです。

ぼくらは町営住宅に住むという選択をしました。

ただ最初は、移住者向けに助成金が出るアパートが建つので、いったん別の場所に住んでもらってから、そのアパートが建つまで待ってほしいと言われたんです。

ところが、そのアパートが完成してみると、移住者が対象なので、町に住んだら対象外ですといわれる始末。

いやいやあんたらが進めた方法ですわ…。

これも先ほどと同じように、サービスの問題です。

知らないほうがダメじゃん!

こんな感じで済ませてしまってるのは大問題なんです。

地方には絶対に改善の余地がある。

ぼくが地方に来てから、行政や町の空気としてもったいないなぁと思う点は、他にもたくさんある。

そりゃあもうむちゃくちゃある。

ただぼくが言っているのは、気遣いの範疇であって、何も難しいことをいってるわけではない

それらは書面やパンフレットなどでは、絶対にわからない苦労であって。

そのめんどくささを感じてしまった人は、悩む間もなくあっさり辞退してる人も多いだろうなと感じる。

地方に興味を持った人は多い。

ところが、そのハードルに町側が気づかず、辞退させてるのもまた事実だと思う。

良さだと思ってるところは良さでしょう。

でも悪いところは悪いままでいいんですか?

ただそれだけの話なんです。

地方移住にはサービスや、助成金などの制度ばかりが先行して目立つ傾向にありすぎる。

興味を持った人には、決め手となる情報が少なすぎる。

もっとしっかりとした情報がないといけない。

子育ても生活も仕事も大事。

だけどもっとも大事なのは情報とサービスだと思う。

地方には絶対改善できる点がある

ぼくはこの子育てブログの中でも、地方移住経験者として、それを発信していきたいと思う。

マスミ