20代まで子ども嫌いだったぼくが子どもを好きになれた3つの理由
新米イクメンブロガーのますみです。
イクメンブログなんてやっていますが…
こう見えてぼくは20代までずっと子どもが嫌いでした。
嫌いというか、苦手というか。
うるさいし、言うことは聞かないし、相手すると疲れるし、突然はたかれたりするし。
ただ不思議なもんで、素っ気なくしてるのに、なつかれたりはしてましたが…
ぼくにとって、子どもは相手にしない存在でした。
近くにこないように、見つからないように、気づかれず距離をとる…そんな存在だったんです。
ところが、そんなぼくでも、今では子どもが大好きだったりします。
飲食店や電車の中など、静かにしなきゃいけない場面で泣いてる子を見ても、今ならかわいいもんだと思えますし、むしろ微笑んでしまうほどです。
どうして嫌いが好きになれたのか?
今回はそんな子ども嫌いが子どもを好きになれた理由を語りたいと思います。
年齢がそうさせた。
実は…ある日とつぜん可愛いと思えるようになりました。
これが冗談でもなんでもなく、年齢を重ねただけでそうなれたんですね。
ぼくの家族の話をすると、ぼくの両親はぼくが小学生になる前に離婚をしています。
そのせいか言いたいことが言えなかったり、寂しくても強がりになっていき、辛い想いをしてました。
だからこそ、結婚や家族に対して憧れを持てず、子どもはいらない。
そう思い込んでいたのが本音にあるんですね。
ところが、30歳になる前に、親戚の子どもをあやしていたら、可愛く思えて
なんとなく「子供欲しいな」と思えたんですね。
その時は「年かな」と笑い話にして人に話してたんですが…
今ふり返ると、これがすべてのような気もしました。
経験がそうさせた。
20代後半になると、自然と周りの人間関係にも変化が起こります。
友だちが結婚すれば、子どもができたりする。
同じように、冠婚葬祭で親戚づきあいも増えたりする。
そうした人付き合いの中で、子どもと接する機会が増えることによって、子どもに慣れていきました。
結論として、食わず嫌いみたいなもんで、単純に子どもの良さを知らないでいたんでしょうね。
嫌でも接していくことで、イヤな面だけでなく、可愛いと思える一面を知っていく。
実は、嫌いだったわけじゃなかったということ。そんな自分を知らなかっただけでした。
親になってわかった。
上記2つの例では、子どもに慣れただけで、子どもを完全に好きになったわけではありませんでした。
最大の決め手は、やはり親になったことが大きいです。
子どもが産まれてみると、母親ばかりに子育てを任せておくことなんて出来ません。
子育てを手伝ってみるとわかりますが、むちゃくちゃ大変です。
こんな一日中、離れることもできず、逃げる事も出来ず、そんな状況で子育てしてるお母さんは凄すぎる。とても尊敬できます。
父親として積極的に子育てに参加することによって、子どもという存在を受け入れていきます。
すると次第に、子どもからの愛情を感じるにつれて、「こうしたい」「ああしたい」という気持ちが膨らんでいきます。
今では川の字になり、親子3人で寝てるだけで、幸せを感じるほどです。
ある日、嫁に言われました。
「あんなに子ども嫌いだったのにね」って。
きっと嫌いだったから好きになれたんでしょう。
イヤな面を先に見ていたから、良い面を知っていけたワケです。
子どもは可愛い。今だからこそ自信を持って言えます。最高です。
マスミ